当社ラックシリーズは、専門試験機関での3次元振動試験において、ラック内部の棚に300Kgの加重をかけ、実際の兵庫県南部地震と同じ波形振動試験をし、たて続けに十勝沖地震と同じ波形振動試験を繰り返しても、ラック内外とも破損がありませんでした。 また、お客様の設置環境をお伺いし、ラックを設置した耐震度計算をシュミレート診断サービスをおこなっています。当社は、お客様に安心して末永くご使用していただく為、日々研究開発をすすめていきます。 耐震試験風景 取付ボルト耐震計算書 例 ■ 震度表 震度 参考加速度 階級程度参考解説 (鉄筋コンクリート造建物の場合) 0 0.6以下相当   1 0.6〜1.9相当   2 1.9〜6.0相当   3 6.0〜19.1相当   4 19.1〜60.5相当   5弱 60.5〜107.6相当 耐震性の低い建物では、壁などに亀裂が生じるものがある。 5強 107.6〜191.3相当 耐震性の低い建物では、壁、梁（はり）、柱などに大きな亀裂が生じるものがある｡耐震性の高い建物でも、壁などに亀裂が生じるものがある。 6弱 191.3〜340.2相当 耐震性の低い建物では、壁や柱が破壊するものがある。耐震性の高い建物でも壁、梁（はり）、柱などに大きな亀裂が生じるものがある。 6強 340.2〜605相当 耐震性の低い建物では、倒壊するものがある。耐震性の高い建物でも、壁､柱が破壊するものがかなりある。 7 605.0相当〜 耐震性の高い建物でも、傾いたり、大きく破壊するものがある。 加速度=gal ■ 兵庫県南部地震再現波形 ■ 耐震結果表       振動台の入力加速度 結果 試験体 搭載質量 加震波形 X方向 Y方向 Z方向 加震中の状況 加震終了後 の状況 W:700×D:900×H:2120 (ベースH:120) 300kg 平成15年 十勝沖地震波 1295Gal 936Gal 534Gal 揺れの他 異状なし 異状なし 1995年 兵庫県南部地震波 965Gal 754Gal 418Gal 大きく揺れる他 異状なし 異状なし W:600×D:600×H:1800 (ベースH:100) 無搭載 平成15年 十勝沖地震波 1295Gal 936Gal 534Gal 大きく揺れる他 異状なし 異状なし 1995年 兵庫県南部地震波 965Gal 754Gal 418Gal 大きく揺れる他 異状なし 異状なし ■ 耐震アンカーボルトの許容引抜力・せん断力から見る当社ラックへの許容搭載重量マトリックス表 Eグレード（W700） M8ボルト M10ボルト M12ボルト E19-717 341 514 1020 E19-720 253 400 830 E19-721 228 367 777 E19-817 334 507 1013 E19-820 244 391 821 E19-821 219 359 768 E19-917 327 500 1006 E19-920 236 383 812 E19-921 211 351 760 E19-1017 558 817 1575 E19-1020 429 649 1294 E19-1021 394 604 1218 E19-1117 551 810 1568 E19-1120 421 641 1285 E19-1121 386 595 1209 単位(Kg) Eグレード（W600） M8ボルト M10ボルト M12ボルト E19-710/6 544 773 1442 E19-712/6 434 626 1188 E19-715/6 311 465 919 E19-717/6 252 389 791 E19-720/6 180 297 640 E19-721/6 160 272 599 E19-810/6 537 765 1435 E19-812/6 426 618 1180 E19-815/6 304 459 913 E19-817/6 245 382 784 E19-820/6 172 289 632 E19-821/6 152 264 591 E19-910/6 531 760 1429 E19-912/6 420 612 1174 E19-915/6 298 453 906 E19-917/6 238 376 777 E19-920/6 164 281 624 E19-921/6 144 255 582 単位(Kg) ※本計算は設計用水平震度1.5 垂直震度0.75 (0.7で震度7相当)で計算されております。 ※Ｍ8ボルトは埋込長40ｍｍを想定しています。 ※Ｍ10ボルトは埋込長45ｍｍを想定しています。 ※Ｍ12ボルトは埋込長60ｍｍを想定しています。 本計算は後打式メカニカルアンカーを使用し、六角ボルトの強度についてはJIS規格B 1180より、鋼材強度については日本建築学会[鋼構造設計基準]より、建築設備耐震設計・施工指針[（財）日本建築センター（建設省住宅局建築指導課監修）]を基に検討されております。 Copyright (c) 2005 Techway Systems. All Rights Reserved.